【最新】ポルノグラフィティのライブDVD全作品を徹底比較(後編2008~2000)
(2019年3月29日更新)
- 横浜・淡路ロマンスポルノ'08 ~10イヤーズ ギフト~ LIVE IN AWAJISHIMA
- “ポルノグラフィティがやってきた” LIVE IN ZEPP TOKYO 2008
- “OPEN MUSIC CABINET” LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007
- ”横浜ロマンスポルノ'06” ~キャッチ ザ ハネウマ~ IN YOKOHAMA STADIUM
- 7th LIVE CIRCUIT "SWITCH" 2005
- 5th Anniversary Special Live "PURPLE'S" IN TOKYO TAIIKUKAN 2004
- "74ers" LIVE IN OSAKA-JO HALL 2003
- "BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002
- Tour 08452~Welcome to my heart~
横浜・淡路ロマンスポルノ'08 ~10イヤーズ ギフト~ LIVE IN AWAJISHIMA
・セトリ充実度:★★★★★
・トークの充実度:★★★★☆
・衣装のかっこよさ度:★★★★☆
・(以上を加味しての)オススメ度:★★★★☆
コメント:10年目に入ったポルノのスペシャルライヴ。ある法則に基づいて構成されたセットリストは、長年のファンも初心者ファンも、楽しみながらポルノの10年を振り返られるようになっている。開放感のある会場と、夕暮れ~日没を計算して設計された演出も美しい。1stアルバム収録曲『ライオン』で始まり、最新シングル『ギフト』で終わるセットリストに、当時のふたりのメッセージが込められていた。
※DVD収録翌日に行なわれた”伝説の豪雨ライヴ”の模様も観られる。
“ポルノグラフィティがやってきた” LIVE IN ZEPP TOKYO 2008
・セトリ充実度:★★★★☆
・トークの充実度:-
・衣装のかっこよさ度:★★★☆☆
・(以上を加味しての)オススメ度:★★★★☆
コメント:アルバム『PORNOGRAFFITTI』リリース後のライブハウスツアー。演奏のみの収録となっており、その分値段も安くなっている。アップテンポ→バラード→アップテンポという黄金率をコンパクトにまとめたライヴ構成となっており、コスパは良いといえる。ライブハウスならではの、熱量の伴う臨場感も魅力。
“OPEN MUSIC CABINET” LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007
・セトリ充実度:★★★★★
・トークの充実度:★★★★☆
・衣装のかっこよさ度:★★★☆☆
・(以上を加味しての)オススメ度:★★★★☆
コメント:アルバム『m-CABI』のアリーナツアー。アルバムのコンセプトをそのままセットリストに応用させた楽曲構成は、見ごたえ、聴きごたえ充分。「チャック事件」やボーカル岡野昭仁の『m-FLOOD』ダンスなど、後々語り継がれるイベント(アクシデント)も見もの。「みんなで楽しむ」エンターテイメント要素の強いライヴとなっている。
”横浜ロマンスポルノ'06” ~キャッチ ザ ハネウマ~ IN YOKOHAMA STADIUM
・セトリ充実度:★★★★★
・トークの充実度:★★★★☆
・衣装のかっこよさ度:★★☆☆☆
・(以上を加味しての)オススメ度:★★★★☆
コメント:ポルノ初のスタジアムライヴ映像。圧巻のセットリストを、心から楽しそうに、気持ちよさそうに演奏するふたりが映っている。ふだんはなかなか見られないハプニングや、ふたりのやりとり、ファンクラブ会員を巻き込んだ演出など、当時のポルノが持っているすべてを出し尽くした最高傑作のひとつといえる。
7th LIVE CIRCUIT "SWITCH" 2005
・セトリ充実度:★★★☆☆
・トークの充実度:★★☆☆☆
・衣装のかっこよさ度:★★☆☆☆
・(以上を加味しての)オススメ度:★★☆☆☆
コメント:アルバム『THUMPχ』ツアーの追加公演。追加公演らしい特別なオープニングや、アルバム外の曲にはレア感があるが、アルバム曲の収録がかなり少ないのが不満材料。また、演奏の間に挟みこまれるツアードキュメントは、ライヴ映像で盛り上がった気持ちを分断してしまうので、あまり評価できない。ドキュメント自体はおもしろい。
※筆者は、SWITCH@愛媛公演がはじめてのライヴでした。
5th Anniversary Special Live "PURPLE'S" IN TOKYO TAIIKUKAN 2004
・セトリ充実度:★★★★☆
・トークの充実度:★★★☆☆
・衣装のかっこよさ度:★★★☆☆
・(以上を加味しての)オススメ度:★★★★☆
コメント:ベースTamaの脱退、ベストアルバム『BLUE'S』、『RED'S』リリース後の、新生ポルノ初のライヴ映像。ベストアルバム収録曲と新曲のみで構成されたセットリストは、コアなファンにも見ごたえあり。見所はやはりオープニングと、アンコール後のエンディング。ポルノふたりとサポートメンバーが、当時のライヴを振り返っている副音声もおもしろい。
"74ers" LIVE IN OSAKA-JO HALL 2003
・セトリ充実度:★★★★★
・トークの充実度:-
・衣装のかっこよさ度:★★★★☆
・(以上を加味しての)オススメ度:★★★★☆
コメント:全ライヴ映像を通しても異色の演出と構成となった”74ers”は、ベースTamaを含めたライヴパフォーマンスも含め、歴代No.1のひとつと評価する声も根強い。ライヴは、ミュージカルのようなひとつの舞台の流れの中で進んでいくため、トークの模様は収録されていないが、丹念に構築された世界観と、それに呼応するセットリストは必見。
"BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002
・セトリ充実度:★★★★☆
・トークの充実度:★★☆☆☆
・衣装のかっこよさ度:★★★★☆
・(以上を加味しての)オススメ度:★★★☆☆
コメント:アルバム『foo?』と『雲をも掴む民』収録曲が中心のセットリスト。ボーカル岡野昭仁の喉の調子があまり良くないなかでも懸命に歌い上げる姿には、なにか響いてくるものがある。全体的に、今ではできないようなクールさを前面に押し出した演出となっており、かつてのポルノの一面を見るには楽しいだろう。
Tour 08452~Welcome to my heart~
・セトリ充実度:★★☆☆☆
・トークの充実度:☆☆☆☆☆
・衣装のかっこよさ度:★☆☆☆☆
・(以上を加味しての)オススメ度:★☆☆☆☆
コメント:メジャーデビュー後はじめてのツアーを映像化したもの。収録曲の少なさなど、総合的な点を加味するとオススメはできない。ただし、いつかもっとポルノのことを好きになり、初々しい三人の様子を見てみたくなったときには、これ以上に良い材料はないだろう。
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つづいて、 全アルバム紹介も読んでみてくださいね。